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王制ローマ : ウィキペディア日本語版
王政ローマ[おうせいろーま]

王政ローマ(おうせいローマ、:Regnum Romanum)は、古代ローマ最初期の政体である王政期を指す。のちに共和政ローマ、そして帝政ローマへと変遷する。
== 歴史 ==
伝承では後述するように紀元前753年に初代ローマ王ロームルスが建国し、紀元前509年に第7代目の王タルクィニウス・スペルブスが追放されるまで続いたことになっている。ただし、当時のローマは文字を持っていなかった可能性があり、王の存在は主に口承で伝えられ、確実な資料がないとされてきた。ローマという都市名も初代王ロームルスにちなむとされるが、この王については存在すら疑問視される向きもある。ローマという言葉は、エトルリア語:en:Etruscan civilization)または(サビニ人)で意味のある言葉だという見解がある。
伝統的に王のうち、ロームルスを含め最初の4代はラテン系またはサビニ系で、あとの3代はエトルリア系とされている。しかし、これらの王には存在すら疑問視される者もいるし、その人数も定かではない。実際にいた初期の王の事績を何人かの王たちのものとして記録しているという研究者もいる。また末期のエトルリア系の王は4人以上いたと考える研究者もいる一方、かつてはタルクィニウスの名を持つ2人の王は実際は1人の王の事跡を分けたに過ぎないと主張されてもいた。しかし考古学的な考証から、最後の3人の王に関する伝承は、変形されているとしても、何らかの歴史的事実を反映していると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「王政ローマ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 King of Rome 」があります。



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