翻訳と辞書 |
王妃マティルダのタペストリー : ウィキペディア日本語版 | バイユーのタペストリー
バイユーのタペストリー(フランス語:)は、1066年のノルマン・コンクエスト(ノルマンディー公兼イングランド王ウィリアム1世によるイングランド征服)の物語の刺繍画である。長辺約70m(現存63.6m)、短辺約0.5mの亜麻(リネン)製の布に、毛糸で刺繍が施されており、ヘイスティングズの戦いのくだりまでが現存している。11世紀のフランスとイングランドにかかわる歴史的遺物であり、また当時の服装や武器、軍船、戦闘方法などを伝える貴重な史料でもある。 フランスはノルマンディー地方の都市バイユーにあるバイユー大聖堂に長く保管されていたが、近代の戦火による混乱の中を転々とした後、旧に復され、現在ではバイユー・タペストリー美術館 (〔バイユー・タペストリー美術館の公式サイト 〕) に保管・展示されている。 == 作品の技法 ==
一般にタペストリー(フランス語:タピスリー、つづれ織)と呼ばれるが、技法的には誤りで、織物ではなく刺繍作品である。亜麻の布地に、青、茜、黄色など自然素材で染色された毛糸が使用されている。刺繍技法としては、線を描くアウトライン・ステッチを基本に、バイユー・ステッチ (point de Bayeux) と呼ばれる、輪郭の内側を糸で密に埋めていく手法が用いられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バイユーのタペストリー」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bayeux Tapestry 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|