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王立サン・フェルナンド美術アカデミー : ウィキペディア日本語版 | 王立サン・フェルナンド美術アカデミー[おうりつさん ふぇるなんどびじゅつあかでみー]
王立サン・フェルナンド美術アカデミー(おうりつサン・フェルナンドびじゅつアカデミー、Real Academia de Bellas Artes de San Fernando)は、スペイン、マドリード中心部にある美術学校及び美術館。 == 歴史 == 発祥は啓蒙時代にさかのぼる。1744年に王令によってアカデミーが設置された。フェルナンド6世時代の1752年に王立サン・フェルナンド三大芸術アカデミーとして、絵画・建築・彫刻の分野で活動を始めた。約20年後、国王カルロス3世は元バロック様式の邸宅を購入し、建築家ディエゴ・デ・ビリャヌエバに命じてアカデミーが使用できるよう改装させた。ビリャヌエバはバロックの要素を取り払い、新古典主義様式に改めた。1873年に現在の名称となり、音楽部門が設置された。のち、美術館や画廊が設けられ、現在は15世紀から20世紀までの画家の作品を収めている。同じ建物内にはマドリード美術アカデミーの本部がある。 フランシスコ・デ・ゴヤはかつてこのアカデミーのディレクターを務めた。アカデミー在籍者の中には、パブロ・ピカソ、サルバドール・ダリ、フェルナンド・ボテロらがいる。
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