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王靖国[おう せいこく]
王 靖国(おう せいこく)は中華民国の軍人。閻錫山率いる山西派の有力指揮官で、後にその娘婿となっている。字は治安。 == 事績 ==
=== 山西派での台頭 === 清末に山西陸軍小学堂に入学する。1911年(宣統3年)に辛亥革命が山西省で勃発すると、学生軍の一員として革命派に加わった。中華民国成立後の1914年(民国3年)、清河陸軍第1予備学校に入学し、1916年(民国5年)春、保定陸軍軍官学校候補生隊に加入する。翌年秋、保定陸軍軍官学校に正式に入学し、1918年(民国7年)9月、第5期歩兵科を卒業した。〔武・秦(1999)、90頁。〕〔徐主編(2007)、160頁。〕〔劉主編(2005)、234頁。〕 卒業後は山西に戻り、以後、閻錫山率いる晋軍(山西陸軍)で順調に昇進していく。1926年(民国15年)、戦功もあって第10旅旅長に抜擢され、翌1927年(民国16年)には第5師師長、1928年(民国17年)6月には第6軍軍長にまで昇進している。同年10月、北伐終了に伴う国民革命軍の再編・軍縮を受け、中央陸軍編制の下で国民革命軍第37師師長に任命された。同年冬、綏遠警備司令に任命されている。〔武・秦(1999)、90-91頁。〕〔〔
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wang Jingguo 」があります。
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