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班渓仮乗降場 : ウィキペディア日本語版
班渓駅[ぱんけえき]

班渓駅(ぱんけえき)は、北海道網走支庁紋別郡興部町字宇津にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線廃駅)である。名寄本線の廃線に伴い1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。
一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で下り4本上り4本(快速運転列車ほか)〔書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)220ページより。〕)。
== 歴史 ==
1948年(昭和23年)から戦後開拓者がパンケ沢(班渓川)上流に入植していたが、電気もない生活の上、1953年(昭和28年)の冷害によって離農が始まった。1954年(昭和29年)の洞爺丸台風による風倒木搬出のため、一時期はパンケ沢上流にも林業関係者が多く出入りしていたが、それも1965年(昭和40年)頃で終わり、この地は酪農に切り替えた僅かな農家を残してほとんど無人地帯となった〔興部町百年史 平成5年3月発行。〕。
* 1957年(昭和32年)12月3日 - 日本国有鉄道名寄本線の班渓仮乗降場設定)として開業。
* 1987年(昭和62年)
 * 4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に臨時駅に昇格〔書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)214ページより。〕。班渓駅となる。
 * 12月1日 - 臨時駅を改め常設駅となる〔。
* 1989年(平成元年)5月1日 - 名寄本線の廃線に伴い廃止となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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