|
現代小説・演習(げんだいしょうせつ・えんしゅう)は講談社の文芸誌「群像」で2003年1月号から12月号まで1年間連載された小説と評論の企画。評論家が小説の方法論に関する評論を書き、小説家がそれを受けて小説を書くという企画で、毎回第一部が評論、第二部が小説となっている。2004年には、小説家が対談し、その結果を踏まえて小説を書くという企画「現代文学演習2004」が1月号から10月号まで掲載された。 ==「現代小説・演習」掲載リスト== 2003年1月号 第一回 *【第一部】石川忠司 - 絶対的「肯定」の小説、絶対的「不信」の小説 *【第二部】佐藤友哉 - 藪れません 2003年2月号 第二回 *【第一部】川田宇一郎 - 何でもなく見えた原っぱ ――「ごっこ」を使えばみるみる小説が書ける *【第二部】小林エリカ - 巴里 PARIS 2003年3月号 第三回 *【第一部】仲俣暁生 - 「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか How Much Longer Do We Tolerate Murder Case? *【第二部】舞城王太郎 - 僕のお腹の中からはたぶん「金閣寺」が出てくる。 2003年4月号 第四回 *【第一部】田中和生 - 『ボヴァリー夫人』のように ――「ショッピングの女王」を描く *【第二部】蒔岡雪子 - ミラクルフルーツ 2003年5月号 第五回 *【第一部】陣野俊史 - ある少女の「評伝」 *【第二部】横田創 - 秘密の子供 2003年6月号 第六回 *【第一部】永江朗 - 日本文学の泉へ *【第二部】宮崎誉子 - ポップコーン 2003年7月号 第七回 *【第一部】切通理作 - 情緒論 *【第二部】佐藤智加 - 孫入り 2003年8月号 第八回 *【第一部】安藤礼二 - 聖杯はどこにある? *【第二部】早川大介 - 避雷ノ手引キ 2003年9月号 第九回 *【第一部】神山修一 - 恋愛小説論 *【第二部】宮内聡 - リリィ 2003年10月号 第十回 *【第一部】齋藤礎英 - 三つの入口と一つの出口 *【第二部】岡崎祥久 - 三つの入口と一つの入口 2003年11月号 第十一回 *【第一部】加藤弘一 - 人殺し小説は可能か *【第二部】岡武士 - 月面の船長 2003年12月号 第十二回 *【第一部】愛媛川十三 - いーから皆密室本とかJDCとか書いてみろって。 *【第二部】舞城王太郎 - 私たちは素晴らしい愛の愛の愛の愛の愛の愛の愛の中にいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「現代小説・演習」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|