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現像室 : ウィキペディア日本語版
暗室[あんしつ]

暗室(あんしつ)は、光を完全に遮断することができるようにする設備を有する部屋をいう。写真現像・焼付用の暗室のほか研究用暗室や診療用暗室(眼科用)がある〔『建築大辞典 第2版 普及版』彰国社 p.58 1993年〕。
電波の進入・流出を防ぐ電波暗室とは別物である。
== 写真現像用暗室 ==
写真フィルム印画紙現像引き伸ばしなどのための暗室。現像室とも言う。
写真現像用の暗室には通常、現像器具や引き伸ばし機流しが設置されている。感光を防ぐため、窓やドア部分の遮光には遮光カーテンなどを用いる。また、化学薬品を取り扱うため換気扇を必要とするが、一般家庭用の換気扇では遮光が不十分であるため、排気部に遮光装置の付いた特殊な暗室用換気扇を用いる。
現像作業をする際には印画紙を感光させないセーフライト(暗室用電球など)を灯して作業をする。
全暗もしくはセーフライトが必要なのはネガから印画紙への焼き付けの際であり、フィルムの現像だけに限っていえばそれほど大規模な設備は必要ない。フィルムを扱うため全暗が必要な現像タンクへの装填・100ftフィルムのパトローネへの装填などの際には、ダークバッグという全暗を作れる持ち運び可能な袋が使われることもある。
写真による作品制作を生業とする写真家にとって暗室は作品を生み出すためのアトリエである。
著名な写真家のなかには、土門拳奈良原一高など押入れ暗室(後述)から始めた者も多い。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「暗室」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Darkroom 」があります。



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