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理論空燃比 : ウィキペディア日本語版
空燃比[くうねんひ]

空燃比(くうねんひ、)とは、内燃機関において、混合気中の空気質量燃料質量で割った無次元数である。A/F(エーバイエフ)やAFRと略される。燃費排気ガス成分の改善など、燃焼性能制御するために用いられる。
== 概要 ==
混合気中の酸素と燃料が、過不足なく反応する時の空燃比を理論空燃比という。例えば、エタノールを含有しないガソリン1 gの燃焼には空気14.7 gが必要であり、ガソリンにおける理論空燃比は14.7となる〔模型用エンジンなどに用いられるメタノールは6.45、ニトロメタンは3.96で、ガソリンに比べ燃料の割合が高い〕。理論空燃比よりも濃い混合気の状態を混合気がリッチであるといい、薄い状態をリーンであるという。理論空燃比のことをストイキオメトリー(ストイキ)ともいう。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「空燃比」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Air-fuel ratio 」があります。



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