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琉球民裁判所[りゅうきゅうみんさいばんしょ]
琉球民裁判所(りゅうきゅうみんさいばんしょ、Ryukyuan Courts)とは、復帰前の沖縄において、琉球政府のもとに構成された裁判所のことである。 == 概要 == 米国民政府布告第12号「琉球民裁判所制」によって創設された。上級審として「琉球上訴裁判所」、下級審として「巡回裁判所」「治安裁判所」が設置された。1967年に立法院より裁判所法(1967年立法第125号)が制定され、翌年より従来の民裁判所が「琉球高等裁判所」「地方裁判所」「家庭裁判所」「簡易裁判所」と日本の裁判所制度に合うように改組された。民裁判所では、旧日本法(刑法、民法、民事訴訟法等)や立法(刑事訴訟法等)に基づく裁判が行われたが、米国の安全・財産・利害に影響を及ぼす重大事件については、米国民政府が独自に運営する米国民政府裁判所に移送することになっており、裁判権に一定の制約があった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琉球民裁判所」の詳細全文を読む
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