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琉球海運 : ウィキペディア日本語版
琉球海運[りゅうきゅうかいうん]

琉球海運株式会社(りゅうきゅうかいうん)は、沖縄県那覇市西に本社を置く海運会社。略称はRKK LINE
第二次世界大戦終了直後、米軍統治下の沖縄において官民共同出資により設立された経緯から、主要株主には沖縄県および複数の自治体(市および町)のほか、沖縄の代表的な企業が多く名を連ねている。
1978年に経営破綻し会社更生法の適用を受けたが、1995年に更生手続きを完了した。
== 沿革 ==

* 1950年1月23日 - 会社設立。
* 1950年10月 - 社有船第1号貨物船「琉球丸」が那覇へ入港。
* 1952年 - 鹿児島 - 名瀬 - 那覇間の定期旅客航路を開設。
* 1954年 - 新造船「那覇丸」が鹿児島 - 那覇航路に就航(所要時間は24時間)。
* 1959年 - 先島航路就航。
* 1962年 - 大阪 - 神戸 - 門司 - 那覇間の貨物定期航路が就航。
* 1965年 - 京浜(東京横浜) - 阪神(大阪・神戸) - 那覇間の定期貨物航路を開設。
* 1967年 - 東京 - 那覇間の定期旅客航路を開設。
* 1972年5月15日 - 沖縄の本土復帰にともない、鹿児島駅を接続駅とした本土 - 那覇の国鉄小荷物連絡輸送を開始。
* 1973年11月26日 - 本社兼オフィスビル・ホテルとして建設していた「琉海ビル」建設現場(那覇市前島)で陥没事故が起きる(琉海ビル陥没事故)。
* 1975年 - 博多 - 那覇間の定期航路を開設。
* 1975年7月 - 沖縄国際海洋博覧会にともなう旅客輸送を開始(那覇 - 本部 - エキスポ港、ホーバークラフト・旅客船の2台体制)。
* 1976年 - 鹿児島 - 那覇 - 先島航路の直行便を開設。
* 1978年 - 制限給水中の福岡市に同社の船が救援水を輸送。
* 1981年 - 博多 - 那覇航路が週2便に増便。
* 1988年 - 貨客船「かりゆしおきなわ」建造、那覇 - 東京航路に就航。
* 1991年 - 貨客船「わかなつおきなわ」建造、那覇 - 博多航路に就航。
* 1995年 - RO-RO船「みやらび」建造、那覇 - 大阪航路に就航。
* 1997年 - RO-RO船「にらいかない」建造、那覇 - 博多航路に就航。
* 1998年 - 東京・阪神 - 那覇航路が週2便に増便。
* 2000年 - RO-RO船「しゅれい」就航。
* 2006年9月15日 - RO-RO船「わかなつ」就航。貨客船「わかなつおきなわ」が引退し、旅客輸送から撤退する〔社内報「りゅうかい」(2006年、No.239) - 琉球海運〕。
* 2010年7月7日 - RO-RO船「みやらびII」就航。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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