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琉球犬[りゅうきゅうけん]
琉球犬(りゅうきゅうけん、りゅうきゅういぬ)は、沖縄県原産の日本犬の犬種のひとつである。 == 歴史 == 琉球犬は縄文時代に沖縄のみならず日本列島に存在する縄文犬の一種で、起源には諸説あるが猟犬として用いられ、南方アジア系とも言われる。沖縄県では琉球犬をトゥラー(虎毛の琉球犬)あるいはアカイン(赤毛の琉球犬)と呼び、イノシシ猟や鳥猟の猟犬として使役した。トゥラーの場合その毛の色に応じて赤トゥラー(赤虎毛)、黒トゥラー(黒虎毛)、白トゥラー(白虎毛)と呼ばれる。 弥生時代に入ると、日本列島の北海道と南西諸島を除く地域には、渡来人とともに縄文犬とは形質の異なる北方系の弥生犬が流入した。本州の日本犬にはそれらの犬の血が多く混じっている。その一方で、北海道と沖縄県では大陸系の犬の影響はわずかで縄文犬の血統が維持された。最近の研究で、北海道の北海道犬と琉球犬は遺伝子的に非常に近い関係にあることが証明されている〔琉球犬の特徴 〕。 *1990年(平成2年)、「琉球犬保存会」を設立。 *1995年(平成7年)、沖縄県の天然記念物に指定される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琉球犬」の詳細全文を読む
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