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琉球電信電話公社 : ウィキペディア日本語版
琉球電信電話公社[りゅうきゅうでんしんでんわこうしゃ]

琉球電信電話公社(りゅうきゅうでんしんでんわこうしゃ)は、復帰前の沖縄において、電信電話事業を独占的に経営していた琉球政府公社である。
== 概要 ==
琉球政府が管轄する公社で、琉球電信電話公社法(1958年立法第87号)により、1959年5月1日に発足した。資本金は200万ドルで、琉球政府より電信電話事業の業務を承継した。アメリカからの交換機の導入を断り、日本側の交換機を導入するなど、本土復帰を念頭においたネットワーク整備が行われた。その後、1964年に本土-沖縄間のマイクロ回線開通、1968年の無電話地域解消などの業績を残した。
マークは本土の日本電信電話公社(電電公社)とまったく同じだが、マークの上部に「R」の文字が白抜きでついている。
復帰後は、日本電信電話公社が琉球電信電話公社の権利義務を承継したが、そのうち国際電話に関する設備は、電電公社から国際電信電話株式会社(KDD。現KDDI)に譲渡された。また、職員は、国際電話に従事する者の多くがKDDに移籍し、その他の者は電電公社の職員となった〔沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律(昭和46年法律第129号)37条〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「琉球電信電話公社」の詳細全文を読む



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