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琵琶塚古墳(びわづかこふん)は、栃木県小山市大字飯塚にある前方後円墳。国の史跡に指定されている。 栃木県では2番目の規模の古墳で〔琵琶塚古墳 (栃木県教育委員会事務局文化財課「とちぎの文化財」)。〕、6世紀初頭(古墳時代後期)の築造とされる。 == 概要 == 栃木県南部、思川・姿川に挟まれた台地上に築かれた古墳である。古墳は前方部を南南西に向ける。墳丘の築造では、自然の土ぶくれを利用して設けられた基壇の上に、2段で土盛りがなされている〔現地説明板。〕。築造時期については、古墳の形状や出土埴輪から6世紀初頭とされる〔。 本古墳の南方には同じく大規模古墳である摩利支天塚古墳があり、ともに下毛野地域を代表する首長墓とされる〔。両古墳築造後も、思川・姿川間の台地の北方では「下野型古墳」と呼ばれる独特の前方後円墳群が営まれていった〔『栃木県の歴史』(山川出版社)p. 43-45。〕。 古墳域は、1926年(大正15年)2月24日に国の史跡に指定されている〔。2013年度(平成25年度)からは発掘調査が実施されており、墳丘1段目・2段目で円筒埴輪列が確認されている〔“琵琶塚古墳で初の現地説明会 小山” (下野新聞、2015年3月22日記事)。〕〔"琵琶塚古墳:全長124メートル 円筒埴輪、2段目からも出土 小山市教委" (毎日新聞、2015年4月7日記事)。〕〔"琵琶塚古墳 説明会に160人参加 小山/栃木" (毎日新聞、2016年3月8日記事)。〕。 File:Biwazuka-kofun hokora.JPG|後円部墳頂の祠 File:Biwazuka-kofun trench.JPG|2015年発掘調査時のトレンチ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琵琶塚古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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