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瑞相[ずいそう]
瑞相(ずいそう、サンスクリット: )は、めでたい出来事として起きる前触れ現象を意味する仏教用語。吉兆と同義。 仏教寺院の落慶法要や入仏開眼法要などにおける瑞雲(ずいうん。気象用語:彩雲)や日暈(ひがさ、にちうん)のほか、地震なども瑞相の一つとされる。 == 概説 == 仏教における経典では、仏が説法する直前など、こうした様々な瑞相が起こることが説かれている。例えば『法華経』や『涅槃経』などにも、「大地が六種に震動した」などとある。また、釈迦如来が生まれたときにも、王宮が清浄になり、木々の虫けらが影を潜め、種々の妙華〔美しい花々。〕が馥郁(ふくいく)として香る、雪山より羽毛鮮やかな神鳥が飛来して楼閣を廻り囀(さえず)る、草木緑栄えて花が一気に咲く、泉が湧き出て池沼の蓮華〔ハス(蓮)の花。''cf.'' ハス#仏教。〕は車輪のごとく花を咲かす、あるいは、五色の瑞雲が棚引く、などといった瑞相が説かれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瑞相」の詳細全文を読む
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