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瑞雲院[ずいうんいん] 瑞雲院(ずいうんいん、生年不詳 - 享禄5年(1532年))は下野国の戦国大名、宇都宮成綱の娘。古河公方足利高基に嫁いだ。足利晴氏・雲岳(足利時氏)・上杉憲寛(足利晴直)の母。 父・宇都宮成綱が古河公方の威光を利用して下野宇都宮氏の勢力を拡大させるために足利高基に嫁がせた。
永正3年(1506年)に夫・高基が高基の父・足利政氏と対立すると瑞雲院の父・宇都宮成綱は古河公方の争いに介入し、同盟を結んでいる結城政朝とともに足利高基を支持し、政氏方についた大名との対立を深めていく。 == 南光坊天海の母親説 == 江戸幕府初代征夷大将軍・徳川家康の側近で有名な南光坊天海の出自のひとつに、古河公方・足利高基と瑞雲院の子の説(宇都宮一族説)が存在するが、天海の出自に関する説は多数あり、どれも確証を得られるものではない。また、天海が慶長18年(1613年)に家康より日光山貫主を拝命し、本坊・光明院を再興した際に揉め事がなかったのは、天海が古河公方の末裔あるいは宇都宮一族だった可能性があったからすんなり迎え入れられたとする説もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瑞雲院」の詳細全文を読む
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