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粟飴[あわあめ] 粟飴(あわあめ)とは、新潟県上越市などで製造販売される水飴である。 古くは粟、現在は餅米を原料としており、十返舎一九の道中本で紹介されるなど古くから名菓として知られている。粟飴を加工した飴菓子として「笹飴(ささあめ)」、「翁飴(おきなあめ)」、「瑠璃飴(るりあめ)」などがある。 ==由来== 越後高田(現在の新潟県上越市)の初代高橋孫左衛門によってはじめて製造された。先祖は松平忠直の家臣だったが忠直の子、松平光長の高田入府前後に致仕し寛永2年(1625年)、高田城下の横春日町に飴屋高橋孫左衛門商店を開いた。店主は代々「孫左衛門」を襲名する。 当初は粟を原料としたが、寛政2年(1790年)に四代孫左衛門が原料を餅米に替え琥珀色透明の水飴を製造した(享保年間説あり)。餅米を原料とすることは、当時すでに「粟飴」として知られていたことと米穀流通を管理する藩令に抵触する恐れがあったため秘密にされたという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「粟飴」の詳細全文を読む
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