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環境基準[かんきょうきじゅん] 環境基準(かんきょうきじゅん)は、日本の環境行政において、人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準として、法令に基づき定められるものである。 ==概要== 環境基準は、維持されることが望ましい基準として定められる行政上の政策目標である。その基本は、大気汚染、水質汚濁(地下水を含む)、土壌汚染、騒音に係る環境上の条件として、環境基本法第16条〔1993年11月までは、環境基本法の前身となる公害対策基本法第9条に基づいて定められていた。〕に基づき定められているものである。環境基本法に基づくもの以外には、ダイオキシン類の環境中濃度の基準が、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき設定されている。 環境基準は、「維持されることが望ましい基準」として以下の性質を有する。 * 個別の発生源を対象に規制を行う「排出基準」とは別のものであり、「環境基準」で規制することはしない。 * 一方、許容限度あるいは被害の受忍限度(この基準まで環境負荷を大きくしても良いという限度)といった消極的な意味での限度と解されてはならないものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「環境基準」の詳細全文を読む
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