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環式化合物 : ウィキペディア日本語版
環式化合物[かんしきかごうぶつ]
環式化合物(かんしきかごうぶつ、cyclic compound)とは、主に有機化学において構成する原子が環状に結合した化合物のことである。環式化合物には芳香族化合物であるものとそうでないものがある。一つの分子中に1より多くの環が存在する化合物は多環式化合物と呼ぶ。また、環を構成する原子数が12を越えるものは大員環化合物と呼ぶ。環を構成する原子炭素窒素酸素等)の数のことを環員数と言う〔http://www.wdic.org/w/SCI/%E7%92%B0%E5%93%A1%E6%95%B0〕〔http://www1.bio.titech.ac.jp/webgp/rishu-annai/shushikatei/yuuki/20100401.pdf〕。例えば、ベンゼン環は6個の炭素で構成されているので6員環と呼ばれる。

Image:cycloheptane sticks.png|シクロヘプタンは非芳香族化合物である。
Image:Benzol.svg|ベンゼンは環式化合物である。
Image:Naphthalene.png|ナフタレンは多環式化合物である。
Image:Porphyrin.svg|ポルフィリンは大員環化合物である。
File:Pentazole.png|ペンタゾールは無機環式化合物である。

== 分類 ==
環式化合物は以下のように分類することができる:
* 脂環式化合物
 * シクロアルカン
 * シクロアルケン
* 芳香族炭化水素
 * 多環芳香族炭化水素
* 複素環式化合物
* 大員環化合物

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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