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生きている地球レポート : ウィキペディア日本語版
生きている地球レポート[いきているちきゅうれぽーと]
生きている地球レポート(いきているちきゅうレポート)とは、世界自然保護基金(WWF)が発行している環境問題についての報告書。地球環境とそれに対する人間の活動による影響について考察を行なっており、1998年から隔年ごとに発行されている(直近は2008年版)。
「生きている地球指数」(LPI:Living Planet Index)と「エコロジカル・フットプリント」(EF:Ecological Footprint)の二つの指標を用いて、20世紀後半(1960年代/1970年代)から発行時までの地球環境の変化、および近未来の変化について考察・提言を行なっている。
== 生きている地球指数 ==
生きている地球指数(LPI)は「世界の生物多様性の状態を示す指数であり」〔外部リンク『生きている地球レポート2006』4ページ。〕、脊椎動物において3,600以上の個体群の増減動向に基づいて計算され、「陸生生物種695 種、海洋生物種274 種、淡水生物種344 種の個体数の変動を測定した3つの別々の指数の平均値」〔として算出されている。
『生きている地球レポート2006』では、1970年代から2003年までのLPIの減少を指摘しており、陸生脊椎動物では31%の減少、海洋性脊椎動物では27%の減少、淡水性脊椎動物では28%の減少があるとしている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「生きている地球レポート」の詳細全文を読む



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