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死に体[しにたい] 死に体(しにたい)は、相撲用語で自力で回復不可能なほど姿勢のバランスが崩れた状態を指す。「体(たい)がない」「体(たい)が死んでいる」ともいう。 この言葉が転じて、レームダックとほぼ同義の政治用語としても使われる。 == 概要 == この状態になった力士は、実際に土俵上に体が触れたり土俵を割るなどしなくても、その時点で負けになる。逆に対戦力士は、死に体となった力士より手などを多少早くついても、「かばい手」等と呼ばれ負けにはならない。明文化された規則ではないが、自分や対戦相手が死に体となったら、無用な怪我を避けるため、その時点で廻しや相手の体から手を離し、力を抜かなくてはいけないとされている。 しかし勝負判定にビデオ判定が採用された1969年以降の大相撲では、これに対する弊害として、死に体からでも無理な投げを打って逆転を狙う力士や、逆に勝負あったと力を抜いた相手にダメ押しをする例も見られ、力士の怪我の増加の一因ともなっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「死に体」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shini-tai 」があります。
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