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生存率曲線 : ウィキペディア日本語版
生存率曲線[せいぞんりつきょくせん]

生存率曲線(せいぞんりつきょくせん、)は、治療を行った後の患者の生存率をグラフにしたものである。生存期間中央値やn年生存率を総合的に読み取ることが可能で、治療方法別の生存率曲線を同一平面にプロットすることにより、治療方法の優劣を評価する事もできる。
なお、確率モデルなどから導出される生存率曲線は滑らかではあるが、実際に観測値を元にしたグラフでは被験者数が限られるため、階段状か、折れ線になり滑らかではない。
== 生存率曲線の種類 ==

* Kaplan-Meier法
 * 全観察対象を死亡または打ち切り時間の小さい順に並べ、死亡発生ごとに生存率を計算する。
 * サンプル数が少数のときに用いられる事が多い。
 * 階段状のグラフができる。
 * 2群の生存時間に差があるかどうかの検定として、Cox-Mantel検定、一般化Wilcoxon検定、Log rank検定を用いることができる。
* Cutler-Ederer法(臨床生命表)
 * 生存期間をいくつかの区間に区分して各区間での生存率を求め、それに基づいて累積生存率を求める。
 * サンプル数が十分あるときに用いることができる。
 * 各区間での生存率を半直線で結んだ折れ線グラフとなる。
 * 各区間ごとに標準誤差が観測されるため、2群の生存時間に差があるかどうかの検定として、t検定を用いることができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「生存率曲線」の詳細全文を読む



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