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生物の多様性に関する条約(せいぶつのたようせいにかんするじょうやく、、平成5年条約第9号)は、生物の多様性を「生態系」「種」「遺伝子」の3つのレベルでとらえ、 #生物多様性の保全 #生物多様性の構成要素の持続可能な利用 #遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分 を目的とする国際条約である〔。 生物多様性条約と略称される。なお、その締結国会議をCOPと称することから、一部報道などではCOPを本条約の略語とする誤解が見られるが、本条約の略称は上述の通りCBDであり、本条約におけるCOPは通常CBD/COPと称される。 == 経緯 == 国際自然保護連合(IUCN)などの環境保護団体の要請を受け、1987年から国連環境計画(UNEP)が準備を開始した。同管理理事会の決定によって設立された専門家会合における検討、および1990年11月以来7回にわたり開催された政府間条約交渉会議における交渉を経て、1992年5月22日、ケニアのナイロビで開催された合意テキスト採択会議においてコンセンサス採択された。 同年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された国連環境開発会議(UNCED、地球サミット)で調印式を行い、6月5日に署名開放、1年間の署名開放期間中に168の国・機関が署名。1993年12月29日に発効した。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「生物の多様性に関する条約」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Convention on Biological Diversity 」があります。 スポンサード リンク
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