翻訳と辞書
Words near each other
・ 田上山
・ 田上帯雨
・ 田上恵美子
・ 田上惠美子
・ 田上明
・ 田上晃吉
・ 田上村
・ 田上松衛
・ 田上渉
・ 田上由希子
田上由準
・ 田上町
・ 田上町 (鹿児島市)
・ 田上町立田上中学校
・ 田上病院
・ 田上真澄
・ 田上真里奈
・ 田上秀則
・ 田上穣治
・ 田上穰治


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

田上由準 : ウィキペディア日本語版
田上宇平太[たがみ うへいた]

田上 宇平太(たがみ うへいた)は幕末長州藩蘭学者、砲術家。高杉晋作の大叔父に当たる。
== 生涯 ==

=== 長崎、江戸遊学 ===
文化14年(1817年)、長州藩士高杉春明の三男として生まれた〔沼倉研史・沼倉満帆「長州藩蘭学者田上宇平太と翻訳砲術書」『英学史研究』第20号、1987年〕。高杉家は先に養子晴豊を迎え、孫高杉小忠太も生まれていたため、八組士田上平兵衛(200石)の養子に出された〔。
藩校明倫館で学んだ後、長崎聞役として長崎に遊学し、蘭学、西洋軍学を学んだ〔。
弘化4年(1847年)江戸に出て、9月20日伊東玄朴の象先堂に入門し、間もなく塾監として塾生を監督した〔。嘉永3年(1850年)2月13日翻訳掛を命じられ、ヴィレム・ベースヘル著『下級士官用砲術学入門』 (''Handleiding, vooronderofficieren, tot de kennis der theoretische en practische wetenschappen der artillerie'') を訳し、佐賀藩の長崎砲台建設に当たり参照された〔森川潤「萩藩南苑医学校飜訳掛青木周弼」『広島修大論集』第52巻第2号、2012年 p.56〕〔。また、長崎県立長崎図書館青方文庫に、嘉永2年(1849年)8月ハンオーフル砲術書他を元に著したという「海岸砲台略説」が現存する〔。
嘉永4年(1851年)5月12日、江戸に来た吉田松陰を迎え、佐久間象山を紹介した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「田上宇平太」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.