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田中親美[たなか しんび] 田中 親美(たなか しんび、1875年(明治8年)4月9日 - 1975年(昭和50年)11月24日)は、日本美術研究家。古絵巻・古筆の第一人者、古筆の鑑定・収集家としても知られている。 父は大和絵師の田中有美、母いとの長男として京都に生まれた。本名は茂太郎(しげたろう)。12歳で多田親愛に入門し書を学び、その勧めにより古筆の模写をはじめた。大口周魚にも知遇を得、周魚によって発見された「西本願寺本三十六人家集」の料紙の美しさに惹かれ、その複製制作を決意したという。 模写は、書にとどまらず絵画にも及び、『源氏物語絵巻』、『紫式部日記絵詞』、『平家納経』等、文化財の摸本複製という大偉業を成し遂げた。 1950年(昭和25年)文化財専門審議会委員に就任。1960年(昭和35年)日本芸術院恩賜賞受賞。1964年(昭和39年)勲四等旭日小綬章受章。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田中親美」の詳細全文を読む
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