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房室結節[ぼうしつけっせつ]
房室結節(ぼうしつけっせつ、田原結節、田原-アショフ結節、アショフ-田原結節、英 atrioventricular node: AV node)は刺激伝導系の一部。田原淳がルードヴィッヒ・アショフの研究室で発見した。右心房の下方で心室中隔近くにある。伝導速度が遅いため、心房と心室の収縮に時間差を持たせることができる。正常な状態では心房からの興奮をヒス束に伝えるが、洞房結節の作るリズム(70回/分)が途絶えた場合、房室結節の持つ自動能が、調律の機能をある程度補完する。しかし、その時に作り出すリズムは40回/分程度と遅く、徐脈となる。
== 関連項目 ==
*プルキンエ線維
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「房室結節」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Atrioventricular node 」があります。
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