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田口事件 田口事件(たぐちじけん)とは、長野県南佐久郡田口村(現佐久市)において1952年(昭和27年)2月3日、日本共産党員が警官に暴行し、拳銃、警察手帳を奪った事件。田口村事件とも呼ばれる。 田口村は当時、日本共産党員が郡内で最多であり、事件の数日前から村民とは思えない者の出入りが目立ったため、警官が警戒していた。事件は深夜近くに発生した。村内清川区を巡回する2名の警官が数人の通行人を職務尋問しようとしたところ、警官は鈍器のようなもので、いきなり暴行を加えられ、全治1か月程度の怪我を負った。そして所持していた実弾6発の入った拳銃と警察手帳を強奪された。また同地籍で別の警官2名も暴行を加えられ、負傷した。 県警は重大事件とし、南佐久署内に特別捜査本部を設け、22名の警官を派遣。また周辺警察署からも警官を集め協力させた。事件直後に日本共産党員8名を逮捕した(うち1名は嫌疑不十分で釈放された)〔〔『信濃毎日新聞』1952年(昭和27年)2月5日付(第25105号)、新潟上越版、3面。〕。 == 脚注 ==
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