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日光田母沢御用邸記念公園(にっこうたもざわごようていきねんこうえん)は、栃木県日光市にある栃木県立の都市公園(歴史公園)である。元は皇太子時代の大正天皇の静養所として造営された旧御用邸の建物と庭園を公園として整備し一般公開している。明治期以降に数多く造られた御用邸建築のうち、全体がほぼ完存する唯一の例として貴重であり、建造物群は国の重要文化財に指定されている。 == 概要 == 日光観光のシンボルである神橋から大谷川(だいやがわ)を1kmほど上流にさかのぼったところに位置する。御用邸の創設は明治32年(1899年)で、病弱であった皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)の夏の静養所として設けられたものである。建物はすべてがこの時に新築されたものではなく、もともとこの土地に建てられていた資産家の別荘が再利用されており、東京・赤坂の東宮御所から移築された建物(その主要部分は江戸時代の建築)もある。さらに、大正天皇即位後にも多くの部屋が増築され、江戸・明治・大正の各時代の用途の異なる建築が混在しているが、全体として見事に調和が取れている。 * 敷地面積 * 御用邸時代 107,000m2(32,000坪) * 現在 39,390m2(11,900坪) * 室数 106室 * 床面積 4,471m2(1,352坪) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日光田母沢御用邸記念公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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