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田目皇子[ため の みこ] 田目皇子(ため の みこ、生没年不詳)は、大和時代の皇族。または多米王〔『古事記』〕、豊浦皇子とも呼ばれる〔『日本書紀』〕。 == 概要 == 用明天皇の第一皇子。母は蘇我石寸名(蘇我稲目の娘)〔または意富芸多志比売〔欽明天皇の妃堅塩媛を誤伝したものとされる(日本古典文学大系新装版『日本書紀』の頭注参照)。〕。子に男子一人(一説では高向王〔鈴木真年『史略名称訓義』皇極天皇条、中田憲信『皇胤志』(いずれも宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年、110頁 による)〕(宝女王の最初の夫、漢皇子の父))と佐富女王がいる。聖徳太子の異母兄。 用明天皇の死後、継母の穴穂部間人皇女(聖徳太子の母)と結婚したという〔『聖徳太子平氏伝雑勘文』 上ノ三 上宮太子御子孫竝后等事条 所引にある『上宮記』逸文に「多米王 父ハ用明 母ハ蘇我女也 父天皇崩後 娶庶母間人孔部王生兒 佐富女王 一也」とある。〕。穴穂部間人皇女は佐富女王を産んだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田目皇子」の詳細全文を読む
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