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田裳見宿禰[たもみのすくね] 田裳見宿禰(たもみのすくね)は、『日本書紀』等に伝わる古代日本の人物。 『日本書紀』では「田裳見宿禰」、他文献では「手搓足尼」「手搓見足尼」「田裳見足尼」「多毛弥足尼(多毛彌足尼)」とも表記される。『古事記』に記載はない。 住吉大社祭祀氏族である津守連(津守氏)の祖とされる。 == 記録 ==
『日本書紀』神功皇后摂政前紀仲哀天皇9年12月14日条によると、皇后が新羅征討から帰還した際、征討に従った表筒男・中筒男・底筒男の三神(住吉三神/筒男三神)が皇后に三神の荒魂を穴門の山田邑に祀るよう告げた。そして田裳見宿禰と践立(ほんたち:穴門直祖)が神の欲する地を定めるべきことを皇后に言上したので、皇后は践立を神主として祠を穴門の山田邑に立てたという(山口県下関市の住吉神社に比定)。 『住吉大社神代記』(平安時代前期頃の成立か)によれば、住吉三神が渟中椋(ぬなくら)の長岡の玉出峡(たまでのお)に住むことを欲したので、皇后はその地に住んでいた手搓足尼を神主として祀らせたという(大阪府大阪市の住吉大社)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田裳見宿禰」の詳細全文を読む
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