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田谷力三 : ウィキペディア日本語版
田谷力三[たや りきぞう]

田谷 力三(たや りきぞう、1899年1月13日 - 1988年3月30日)は、大正 - 昭和期のオペラ歌手。正統派のテノール歌手だけでなく、浅草オペラの花形として、多くの人に愛された。また、田力(でんりき)という愛称でも知られた。
== 来歴・人物 ==

=== 年少期 ===
東京・神田の生まれ。旗本の血を引く家系の家に生まれる。家が没落したため学資の不要な場所を求めていた10歳の時に、日本橋にある三越で少年音楽隊に出会った。すぐに「三越少年音楽隊」に入門。当初はヴァイオリン、ホルンなどの器楽を学んだが、既に楽器経験者の団員が多かったため、始めは成績優秀ではなかった。しかし偶然にも、その天性の美声を認められて声楽家として早くも頭角を現した。V・ローシー(ヴィットリオ・ロッシ)に師事し、1917年に18歳のときにオペラ歌手として満を持してデビューする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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