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田辺尚雄[たなべ ひさお] 田辺 尚雄(たなべ ひさお、1883年8月16日 - 1984年3月5日)は、日本の音楽学者、文化功労者。日本で初めて東洋音楽概説をまとめた〔柘植元一、東洋音楽研究Vol. 1998 (1998) No. 63 P 97-105〕〔東洋音楽概説参考書 『大思想エンサイクロペヂア. 総目次・参考書目一覧』(春秋社, 1930)〕。 == 経歴 == 東京府生まれ、東京帝国大学(現 東京大学)理学部物理学科卒。フランス人宣教師のノエル・ベリから作曲・音楽理論を学び、大学院で音響心理学を専攻する。1920年より正倉院および宮内省(現 宮内庁)の楽器研究、東洋音楽研究に従事し、1929年帝国学士院賞受賞。東京帝国大学、東京音楽学校で教鞭をとり、1936年東洋音楽学会を設立。戦後、武蔵野音楽大学教授に就任。1981年文化功労者。多くの著書があり、啓蒙活動に功績があった。田辺禎一名義の艶笑随筆もある。1983年より音楽学の業績に対して田辺尚雄賞が授与されている。音楽評論家の田辺秀雄は長男。
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