翻訳と辞書
Words near each other
・ 由利高原鉄道YR-2000形気動車
・ 由利高原鉄道YR-3000形気動車
・ 由利高原鉄道鳥海山ろく線
・ 由利高校
・ 由利高等学校
・ 由加
・ 由加大権現
・ 由加山
・ 由加山蓮台寺
・ 由加神社
由加神社本宮
・ 由加駅
・ 由原八幡宮
・ 由原宮
・ 由吾道栄
・ 由地慶伍
・ 由基村
・ 由夏
・ 由多ちゆ
・ 由奉幣


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

由加神社本宮 : ウィキペディア日本語版
由加神社本宮[ゆがじんじゃほんぐう]

由加神社本宮(ゆがじんじゃほんぐう)は、岡山県倉敷市南部にあたる児島由加山にある神社である。旧社格は県社。神社本庁の管轄に属さない単立神社
== 概要 ==
由加山は太古より磐座信仰が行われていたとされる。天平5年(733年行基によりこの地に十一面観音が祀られ、神社仏閣が一体となった瑜伽大権現(由加大権現)と呼ばれる神仏習合の山となった。北麓にある熊野神社の縁起によれば、奈良時代の初めに役行者の高弟5人が紀州熊野より熊野本宮大社を捧持してこの地に熊野神社を興し、その後、新熊野三山の一つとして由加山に那智宮を開いたとしている。
江戸時代中期より備前藩池田氏の祈願所となり、正月・五月・九月には藩主自ら参拝していた。池田氏は当神社の社殿や、蓮台寺の客殿を造営した。
参道には多くの土産物店等が軒を連ね門前町を形成しており、初詣などの時期には多くの参拝者で賑わう。なお、この門前町で売られている「あんころ餅」は由加山の名物である。
明治時代になると神仏分離令により、由加神社と蓮台寺に分離された。現在は西日本を中心に全国に末社52社を有する。
第二次世界大戦後の国家神道解体により、形式的には分離したままながら、僧職が本殿で祈祷を行う等事実上明治以前の形態に復し、蓮台寺により一体的に運営されていた。このため由加神社としての宗教法人資格は一応保持、神職を配置しつつも、事実上休眠状態に近かった。
1997年3月3日、宗教法人としての独自活動を開始。これ以降蓮台寺と対立状態にある。独自に法人活動を開始した経緯は不明。
古来より、由加山と讃岐国金刀比羅宮を両方参拝するという両参りといわれる慣習がある。そのため、由加山南方の港町である田ノ口地区は、由加山の門前町の様相も呈していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「由加神社本宮」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.