|
甲冑魚(かっちゅうぎょ)とは、一種の原始的な魚類群の総称である。 == 概要 == 原始的な特徴をもつ化石動物の一群で、絶滅した無顎類〔現在では円口類だけが生き残っているが、これらは甲冑魚に含まれない〕などが含まれる。現生の魚類と比較すると体表がやや骨格化(あるいは無脊椎動物の外骨格の残滓)しており、特に頭部は堅い骨質板でおおわれており、甲冑魚と呼ばれる所以にもなっている。 古生代オルドビス紀に現れ、シルル紀(ゴトランド紀とも)〜デボン紀に繁栄した。デボン紀後期の大絶滅によりほとんどが絶滅し、ミシシッピ紀(石炭紀前期)に完全に途絶えた。体長はおよそ15~30cmのものが多かったようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「甲冑魚」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|