|
甲府駅バスターミナル(こうふえきバスターミナル)は、山梨県甲府市の甲府駅南口広場内にあるバスターミナルである。 == 概要 == 甲府駅にはバスのりばが南口と北口、及び駅の東側のJR東日本中央本線やJR東海身延線を跨ぐ陸橋上にあるが、甲府駅バスターミナルは南口前のバスのりばのことを指す。北口前にあるバス停は甲府駅北口、陸橋にあるバス停は甲府駅(陸橋)と名乗っており、これらのバス停はバスターミナルとは区別されている。 現在のバスターミナルは、1985年(昭和60年)に甲府駅ビル「エクラン」(現・セレオ甲府)の竣工と同時に移動したものである。それまでは山梨交通電車線(1962年(昭和37年)廃止)の甲府駅前駅跡地で、現在の山交百貨店の位置に存在した。 甲府駅を通る山梨交通の高速バス全路線と、路線バスの大半が当バスターミナルを発着している。 ターミナルと名乗っているものの南口の駅前広場とは一体となっている。駅から各バスのりばへ向かうには一度横断歩道を渡る必要があるが、バスだけでなくタクシーの乗降場もロータリー内にある上に自家用車の往来が多く、信号もないため横断には危険を伴う。そのため現在甲府駅南口周辺地域再整備事業に基づき南口の改修が進められており、完成すると横断歩道を介することなく各バスのりばへ向かうことができるようになる。この改修工事に伴い2015年(平成27年)6月8日から1・2番のりばに、7月15日から3・4番のりば(新宿行きの高速バスも含む)にそれぞれ発着していたバスののりばが変更された。同年12月17日から高速バス乗車券や定期券の販売などを行うバスセンターが山交百貨店の地下1階に仮移転し、バスのりばや時刻等の案内を行う「バス案内所」が山交百貨店前に開設された。また、5番のりばから発車していた高速バスは10番のりばに変更となった。2016年(平成28年)3月9日からは、5・6・9番のりばに発着していた路線バスが新しく完成したロータリー内の1 - 3番のりば発着に変更された。 なお、甲府駅バスターミナルという名称は山梨交通の公式サイトなどで使われているものの、高速バス・路線バスの行き先などでは一貫して「甲府駅」または「甲府駅南口」と案内されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「甲府駅バスターミナル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|