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甲斐銚子塚古墳 : ウィキペディア日本語版
甲斐銚子塚古墳[かい ちょうしづか こふん]

甲斐銚子塚古墳(かい ちょうしづか こふん)は、山梨県甲府市下曽根町にある前方後円墳。国の史跡に指定されている(指定名称は「銚子塚古墳 附 丸山塚古墳」)。
山梨県内では最大規模の古墳で、4世紀後半の築造と推定され、古墳時代前期では東日本最大級の規模になる〔小林健二 「甲斐銚子塚古墳と甲斐の政権」『歴史読本 2015年1月号』 KADOKAWA、2014年、pp. 72-75。〕。「銚子塚」とは江戸時代地誌類において前方後円墳に見られる通称で、側面が銚子(柄の長い酒器)に見えることからの名称と考えられている。山梨県において「銚子塚」と呼称される古墳は笛吹市にもあるが、そちらは「岡銚子塚古墳」と称して区別される。
なお、本項では甲斐銚子塚古墳に隣接する丸山塚古墳についても記載する。
== 立地と地理的・歴史的景観 ==

所在する甲府市下曽根町は甲府盆地の南東縁に位置する。笛吹川の左岸、盆地南部に広がる曽根丘陵北端に立地する。一帯は大型古墳が集中的に分布する地域で、甲斐銚子塚古墳は盛土と推定される標高340メートルの東山台地に展開する。甲斐銚子塚古墳は標高260メートル付近に位置する。下曽根・上向山地区にかけて大丸山古墳、丸子塚古墳、かんかん塚古墳とともに東山古墳群を構成する。南西の米倉山にも古墳群がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「甲斐銚子塚古墳」の詳細全文を読む



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