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男性韻 : ウィキペディア日本語版
男性韻[だんせいいん]
男性韻(, )は西洋詩の韻律における押韻の種類の1つ。文法上の性とは関係がない。
英語においては、行の最後に、1つの強いアクセントの音節を押韻したもの。単韻single rhyme)と言い替えてもよく、女性韻(feminine rhyme)・二重韻(double rhyme)と対照的に使われることが多い。ロシア語ドイツ語の詩にも同様の概念がある。
フランス語の詩においては、行の最後が無音の「e」で終わる女性韻(rime féminine)に対し、「e」以外で終わる押韻を指す。両者は組み合わせて用いられる。
== 英語詩 ==
男性韻は、英語詩の、とくに厳粛な詩の中で、すべての押韻の過半数を含む。次のジョン・ダンの詩『Lecture Upon the Shadow』はその一例である。
:Stand still, and I will read to thee
:A lecture, love, in Love's philosophy.
:  These three hours that we have spent
:  Walking here, two shadows went
:Along with us, which we ourselves produced.
:But now the sun is just above our head,
:  We do those shadows tread,
:  And to brave clearness all things are reduced.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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