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畠山長経 : ウィキペディア日本語版
畠山長経[はたけやま ながつね]
畠山 長経(はたけやま ながつね、生年不詳 - 天文10年(1541年)?)は、戦国時代武将守護大名河内守護。足利氏支流畠山氏出身で尾州家当主。畠山尚順の次男で稙長の弟、政国晴熙の兄。官位は左京大夫
天文3年(1534年)に兄稙長が守護代遊佐長教木沢長政によって廃され、守護に擁立される。ところが、応仁の乱以来続く畠山氏の分裂状態に終止符を打つべく河内を2分して、対立する尾州家・総州家両派から1人ずつ守護を立てるという長教の提案に激しく反発、思い通りにならないことに不満を抱いた長教らによって翌天文4年(1535年)に追放され、一時弟の晴熙が当主代行にされたが、天文7年(1538年)に代わって畠山弥九郎なる人物が尾州家当主にされ、総州家から畠山在氏が当主に擁立された。両者は河内半国守護となり、長教・長政がそれぞれの守護代として実権を握った。後に長政によって毒殺されたという。
== 参考文献 ==

* 弓倉弘年『中世後期畿内近国守護の研究』清文堂出版、2006年。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「畠山長経」の詳細全文を読む



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