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略奪愛 : ウィキペディア日本語版
略奪愛[りゃくだつあい]

略奪愛(りゃくだつあい)とは結婚していたり恋人のいる人に対して恋仲を引き裂く形で自分と恋愛関係にすること。
略奪愛をする人間は独占欲が強く、本命がいる中での浮気相手という立場に満足せず、相手が本命と別れさせることで自分だけに愛情を注がせるように仕向け、恋愛の独占欲を満たそうとする。
外から見た恋仲の結束力にも注目され、結婚している夫婦の場合に「略奪愛」という言葉が用いられる多い。だが、事実婚でなくてもかなり親しい恋仲の場合にも「略奪愛」という言葉が用いられることがある。
相手が本命と別れさせるために自分との性的魅力や金銭魅力などをアピールしたり、本命の交際相手のデメリット情報を流して相手が本命と交際関係を維持することにメリットがないように思わせたり、相手が本命と別れなければ自分から別れることをチラつかせて相手が自分の魅力を選ばさせるという手法を取ることが多い。略奪愛において自分との性的魅力のアピールする過程で二股を前提とした性行為を行うことが多い。
相手にパートナーがいることを知らないまま交際をし、結果として相手がパートナーと別れて自分と交際をするようになることもあるが、その場合は自覚がなかった点を重視して「略奪愛」という言葉を用いないことがある。
略奪愛が起こった場合、対象者のパートナーは恋仲を引き裂れたことによって失恋となる。また、結婚及び結婚に近い交際関係だった場合、その関係が破綻したことを社会に露見することなどで対象者のパートナーは不幸せになることがある。しかし、結婚をしている場合は不倫となることから、不倫関係が相手の配偶者に露見された場合は、民事訴訟の対象になることがある。
==関連書籍==

*家田荘子『略奪愛のルール』(大和出版)
*島田佳奈『人のオトコを奪る方法』(大和書房)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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