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番制 : ウィキペディア日本語版
番[ばん]

(ばん)とは、交替して行われる勤務形態及びそのために編成された集団のこと。現代においても警察官や消防士、病院・工場などでの勤務や警備員をはじめ1個人では賄いきれない時間量・仕事量を必要とする職場における労働形態として存在している(早番・遅番・朝番・昼番・夜番など)。なお、その番に順序をつけて順繰りに行うことを輪番(りんばん)ということがある。
== 概要 ==
番数や交替勤務の方法は様々であるが、1年12か月(約360日)、1か月30日(前後)、1干支60日の数字にちなんて12・30・60及びその約数が編成に採用された例が多い(近代に入ると1週間7日なども考慮されることになる)。
番の背景として、前近代においては職務そのものが身分の証であり、番によってその職務が有する名誉と負担をともに構成員が平等に分かつという考え方があったと言われている。これは裏を返せば、特定の個人に権力が集中したり、過酷な状況に置かれることを回避するために設けられたものと言える。
番制度によって勤務に当たることを当番(とうばん)と呼び、現在でも用いられている。この他に実際に勤務に従事することを「上番」「勤番」、その結番交名(番の構成員の名簿)を「番帳」「番文」、その番の統率者を「番長」「番頭」「頭人」、同じ番の仲間を「合番」「相番」などと呼んだ。
なお、当番や役割などに順番を決め順繰りに行っていくことを回りと称される。一方、回りには(書類などを)持って回るという意味もあり、本来であれば担当者の会議を開いて担当者同士の合意を得なければならないことを会議を行わずに該当の資料を持ち回り了承(決裁)を得ることを持ち回りということもある。代表的なものとして持ち回り閣議がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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