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異人館[いじんかん]
異人館(いじんかん)とは、幕末・明治時代以降(主として明治時代)の日本において、欧米人が居住するために住宅として建設した西洋館(ただし、日本人が住んでいた洋風住宅も誤って異人館と呼ばれることがある)。 == 概要 == 従来の日本家屋とは異なる西洋式の住宅に異邦人(異人)が住んだことにより異人館と呼ばれる。 開国から明治前期まで、外国人の住まいは原則として居留地に限られていた。ただし、お雇い外国人は例外だったという。条約改正との関連で明治32年(1899年)以降、内地雑居が認められ、旧居留地以外の高台などにも建設されるようになった。群として多く残っているのは神戸、長崎である。横浜、函館では異人館という呼び方は一般的でないとされる。 長崎のグラバー邸は設計者不明であるが、施工は地元の大工が行っており、日本の職人がいち早く西洋建築の技術を採り入れていたことがうかがえる。外国人建築家としては神戸で活躍した英国人A.N.ハンセルらがよく知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「異人館」の詳細全文を読む
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