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瘢痕 : ウィキペディア日本語版
瘢痕[はんこん]

瘢痕(はんこん、scar)とは、潰瘍創傷梗塞による壊死などによって生じた、様々な器官組織欠損が、肉芽組織の形成を経て、最終的に緻密な膠原線維結合組織に置き換わる事で修復された状態。英語のscarという言葉はギリシア語のschara(暖炉の意)に由来する。あばたとも言う。
皮膚の瘢痕には、いわゆる傷跡(成熟瘢痕)から、赤く盛り上がる異常な瘢痕(肥厚性瘢痕)や、肥厚性瘢痕が正常皮膚にも広がっていく瘢痕(ケロイド)、さらに引きつれたもの(瘢痕拘縮)などの状態がある。瘢痕の形成過程を瘢痕化あるいは器質化と呼ぶ。
==瘢痕の性質==

*熱傷や創傷治癒でできた瘢痕は、脂腺汗腺がないので、元々の組織の正常の皮膚より機能的に劣る。表面がつるりとして、やや光沢がある。また、関節の近くにあり瘢痕拘縮すれば、運動障害をきたす。また瘢痕は種々の変形の原因となる。機能的異常があれば、手術の適応になる。
*下部になどがある、頭部など摩擦しやすい四肢末梢の切断端などには、瘢痕が形成されて数十年後など長期間後、瘢痕の形成の可能性もある。
*皮膚以外の瘢痕に心筋梗塞の組織がある。同部の収縮力は正常の心筋より劣る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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