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発熱体(はつねつたい)とは、電気を熱(ジュール熱)へ変換する物質のことである。 多くの発熱体では、ニクロム80/20(80%ニッケル、20%クロム)でできたワイヤーやリボン、ストリップを用いている。ニクロム80/20は発熱体としては理想的な材料である。なぜなら比較的高い抵抗を持ち、最初に加熱されるとクロム酸化物の付着層を形成するからである。この層より下にある物質は酸化されないため、ワイヤーを守ることができる。 * 抵抗線:直線状やコイル状のワイヤーやリボンで、トースターやヘアドライヤーなどに用いられている。一般的なワイヤーを以下に示す。 *カンタル (FeCrAl) ワイヤー *ニクロム 80/20ワイヤー *白銅 (CuNi) 合金(低温用に用いられる) * 二ケイ化モリブデン(MoSi2、ケイ化モリブデン) * Alドープ二ケイ化モリブデン、Mo(Si,Al)2 * 炭化ケイ素 * 白金 ==関連項目== *熱電効果 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「発熱体」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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