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発疹チフス : ウィキペディア日本語版
発疹チフス[はっしんちふす, ほっしんちふす]
発疹チフス(ほっしんチフス、)は、''Rickettsia prowazekii''の感染を原因とする感染症感染症法における四類感染症である。
== 概略 ==
人口密集地域、不衛生な地域に見られ、衣服に付くシラミやダニが媒介することから、冬期、または寒冷地で流行が見られる。特に戦争・飢饉・牢獄・収容所などに好発し、「戦争熱」・「飢饉熱」などの別称がある。例えば、1812年のナポレオンのロシア遠征などである。第一次世界大戦のロシアでは3000万人が罹患し、10%が死亡した。またナチス・ドイツのユダヤ人強制収容所でも発生し、大きな被害を出したが、これには、アウシュヴィッツをはじめとする収容所が存在したポーランドが、歴史的に、発疹チフスの発生を繰り返して来た土地であった事にも注目する必要がある。『アンネの日記』のアンネ・フランクも、アウシュヴィッツ第二収容所からベルゲン・ベルゼン強制収容所に移送された後、発疹チフスによって死亡したとされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「発疹チフス」の詳細全文を読む



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