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発芽野菜 : ウィキペディア日本語版
スプラウト

スプラウト()とは、主に穀類豆類野菜種子を人為的に発芽させた新芽で、発芽したを食用とする。モヤシと同義語であり、穀類の新芽作物一般を指す語である。
スプラウトは主にブロッコリーマスタードクレス大根などのアブラナ科緑黄色野菜や、豆類種子が使われる。ブロッコリースプラウト、かいわれ大根ビーンズスプラウトなどと呼ばれる。
発芽野菜新芽野菜とも呼ばれる。
英単語のsproutに由来するが、英語での意味としては日本語のスプラウトの他に、そもそも全般や、芽キャベツを意味する事もある。
== 歴史 ==
スプラウトは古くから食用に栽培されていて、古くは5000年前の古代中国マメ科のスプラウトであるモヤシが栽培されていたといわれている。そのほか、18世紀後半に南太平洋などをエンデバー航海したキャプテン・クックは、船上で大麦のスプラウトをつくり、船乗りたちの栄養補助源としたといわれている。また、19世紀英国ビクトリア朝時代にメアリー・ジューリーという料理研究家によってマスタードクレスのスプラウトを使った料理本が残されていたり、日本平安貴族たちの食膳にかいわれ大根がのぼっていたとも伝えられ、古くから世界各地で食べられていた。
日本では、1999年に村上農園がブロッコリー、マスタード、クレス、レッドキャベツの新芽を「スプラウト」として日本で初めて発売を開始して以降、様々な種類の発芽野菜が一般の家庭で食べられるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スプラウト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sprouting 」があります。



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