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発車ベル[はっしゃべる]
発車ベル(はっしゃベル)とは鉄道駅において乗降中の利用者に列車が発車すること・その他の合図をベル音によって伝えるためのシステムである。電鈴合図、電鈴ともいわれる。車掌がホームに備え付けのスイッチや携帯しているリモコンによって鳴らす。停止ボタンのあるものと一定時間で自動的に止まるタイプとがある。 国鉄をはじめとして、電子音が普及する前は、目覚まし時計のようにジリジリと音が鳴るベルを使っていた時期が長い。 JRなど一部ではこれをメロディにしている事業者もある。発車ベルにおいても上りホーム用と下りホーム用とで音程などが違っていたり、事業者によっても音色に違いがみられる。 == 設置の発端 == 鉄道が日本で最初に開業した際には笛や鐘を使って発車の合図に用いていたが、鉄道利用者数の増加に伴い多くの乗客に発車を周知させるには難点が出てきた。そこで1912年1月8日に上野駅に発車ベルを設置、これによって発車を周知することにした〔「上野駅の報知器」東京日日新聞 明治45年1月13日『新聞集成明治編年史. 第十四卷』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「発車ベル」の詳細全文を読む
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