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発電機(はつでんき、)は、電磁誘導の法則を利用して、機械的エネルギー(仕事)から電気エネルギー(電力)を得る機械(電力機器)である。 自動車やオートバイなどのエンジンに付いている発電機、自転車の前照灯に直結されている発電機はオルタネーター、ダイナモとも呼ばれ、電気関係の一部ではジェネレータと呼ばれることがある。 構造が電動機と近い(原理は同一で、電動機から逆に電気を取り出す事が出来る。実用的にはそれぞれに特化した異なる構造をしている)ことから、電動機で走行する鉄道車両〔日本国有鉄道で電気車と呼ばれていた電気機関車、電車、蓄電池機関車、蓄電池車と、搭載されたディーゼルエンジンで自ら発電を行う電気式ディーゼル機関車、電気式気動車、ハイブリッド機関車、ハイブリッド気動車、がある。〕やハイブリッドカーにおいては電動機を発電機として利用してブレーキ力を得ること(発電ブレーキ)や、さらに発生した電力を架線やバッテリーに戻すこと(回生ブレーキ)も可能である。 発電機の動力源が電動機のものについては電動発電機を参照。 == 発電機の歴史 == 磁気と電気の関係が発見される以前に、静電気学の原理を使った静電発電機が発明されている。静電発電機は、高電圧で少電流の電気を発生する。ベルトや板や円盤に電荷を蓄えて輸送し、高電位差を生じさせる。電荷は次のどちらかの手段で発生させる。 * 静電誘導 * 摩擦帯電 - この場合、2つの絶縁体を接触させても、どちらも帯電したままとなる。 効率が低く、高電圧を発生する機械を絶縁するのが難しいため、静電発電機が発生する電力量は小さく、電力を商業的に供給する手段としては使われなかった。その中でも後々まで残ったものとして、ウィムズハースト式誘導起電機やヴァンデグラフ起電機がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「発電機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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