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白ボール[しろぼーる] 白ボール(しろボール、White chipboard)とは、白板紙の一種で、コート白ボールとノーコート白ボールの総称であり、単にコートボールと言う時もある。 片面が白く裏面ねずみ色の物が一般に「裏ネズ」と呼ばれ、片面の白層にコーティング剤を塗工したものをコート白ボールと称する。また、裏ネズのねずみ色を隠すため裏面にパルプや上質系古紙を抄きこんだものが「裏白」とも呼ばれ、正式にはコート白ボール裏白と呼ぶ。印刷効果を上げるために白いコーティング剤による塗工を施したものをコート白ボールと呼び、非塗工のものをノーコート白ボールと呼ぶ。 また紙器用板紙と呼ばれることが多く、その大半は食品衛生法の観点から蛍光染料を使わない物が多い。しかし原料となる新聞古紙・雑誌古紙の中には新聞チラシや雑誌・週刊誌等の蛍光染料を使用した印刷用紙が含まれるため、少量の蛍光反応は発生する。これらの古紙由来からの蛍光反応はあるが、製造工程で蛍光染料を使用しない物を無蛍光(ノー蛍光)と呼んでいる。 == 由来 == 白ボールは、黄ボール・チップボールなどの品質がグレードアップしたものが派生の原点であり、それ以前のパッケージは貼箱と呼ばれて黄ボール・チップボールに和紙や薄用紙を貼って美粧性を出していた。貼箱は現在でも作られているが印刷箱と比較してコストが高いため、高級な用途にしか用いられなくなって来ている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白ボール」の詳細全文を読む
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