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白山[はくさん]
白山(はくさん)は、日本の北陸地方、白山国立公園内〔1962年(昭和37年)11月12日に国定公園から国立公園に昇格し、白山国立公園に指定された。山域はその特別保護地区である。 白山国立公園の概要 環境省、2011年2月11日閲覧。〕の石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる、標高2,702mの山である。日本百名山〔『日本百名山』 深田久弥(著)、朝日新聞社、1982年7月、ISBN 4-02-260871-4、pp321-324〕、新日本百名山〔『新日本百名山登山ガイド〈上〉』 岩崎元郎(著)、山と溪谷社、2006年4月、ISBN 4-635-53046-9、pp154-157〕、花の百名山〔『花の百名山』(愛蔵版) 田中澄江(著)、文春文庫、1997年6月、ISBN 4-16-352790-7、pp209-212〕及び新・花の百名山〔『新・花の百名山』 田中澄江(著)、文春文庫、1995年6月、ISBN 4-16-731304-9、pp292-295〕に選定されている。最高点の御前峰(ごぜんがみね)には、一等三角点と白山比咩神社奥宮がある。 富士山、立山と共に日本三名山(日本三霊山)のひとつであり、石川県のシンボルの一つとされている〔ふるさと石川のシンボル 「白山の眺望」 を写真に収めてみませんか (石川県)〕。 == 概要 ==
白山は、富山県、石川県、福井県、岐阜県の4県にまたがる両白山地の中央に位置し、その最高峰である。山頂周辺は、成層火山となっている。30万年から40万年前から火山活動を始め1659年(万治2年)の噴火が最も新しい。白山とは、最高峰の御前峰(標高2,702m)・剣ヶ峰 (2,677m) ・大汝峰 (2,684m) の「白山三峰」を中心として、周辺の山峰の総称である。そのため厳密には、現在の県境は、石川・福井・岐阜・富山に跨る。また、別山・三ノ峰を加えて「白山五峰」という。「白山連峰」と呼ばれることもある。 北陸地方の中では標高の高い山であるため、他の山では残雪が消えた季節でも「白い山」として遠方からでも一目で判明する山である。また、白くなった白山は北陸に晩秋が訪れた象徴ともなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白山」の詳細全文を読む
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