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白山連峰合衆国(はくさんれんぽうがっしゅうこく)は、1989年(平成元年)から2004年まで石川県に存在した観光連合体(ミニ独立国)。解体後の業務は「白山麓観光情報センター」に引き継がれた。 == 概要 == 1989年5月設立。白山麓の1町5村がそれぞれ「州」を名乗り連携し、都市との交流活動を通して観光産業とこれに関連する農林商工業の振興、および歴史・文化・伝統の継承による地域の活性化をはかることを目的としていた。 “合衆国政府”(事務局)は、当初鶴来町内に置かれたが、のちに道の駅しらやまさん(辰口町)に移転した。“大統領”も当初は“州知事”(町村長)が持ち回りで務めていたが、2001年からは民間人(JTBから出向)が務めていた。 合衆国のマークは、図案化した白山の下にクロユリの6枚の花びらを6色で描き、1町5村の団結を表現していた。旧吉野谷村及び旧尾口村では、各集落の名を書いた看板に合衆国のマークをあしらったものを使用していた。白山市誕生後も、合衆国マークの上に白山市のマークを重ね貼りした看板をそのまま使用している。 “合衆国国際交流事業”として、アメリカ・コロラド州のジェファーソン郡と1991年に“友好都市提携”していた。 農林水産省などが主催する2003年度の「第1回オーライ!ニッポン大賞」で、グリーンツーリズム、都市と農山漁村の橋渡しへの取り組みが評価され、審査委員会長賞を受賞している。 白山市への合併に伴い、2004年11月30日をもって合衆国は解散した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白山連峰合衆国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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