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白石稲荷山古墳(しろいしいなりやまやまこふん)は、群馬県藤岡市にある前方後円墳である。国の史跡に指定されている。白石古墳群を構成する1基。 ==概要== *全長170m〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年、58-59頁。〕 *後円部径92m、高さ13.5m *前方部幅145m、高さ8.5m 鏑川と鮎川の合流地点の南方1.5kmの丘陵性台地上、標高120mの地点に立地する。直ぐ北には十二天塚・北古墳が並ぶ。 周堀は北と南で台地を切断する形で確認され、西側は自然の谷を利用し、東側は崖となっている。墳丘は基本的には三段築成であり、くびれ部は狭く途中からバチ形に開く。葺石は後円部では2段目と3段目に、前方部では3段目で全周するものと思われる。埴輪列は円筒埴輪と朝顔形円筒埴輪が検出され、後円部では3段に巡らされている。前方部では基壇と3段目に確認されているが部分的である。 1933年後藤守一らに調査され、1985・86年に藤岡市教育委員会により範囲確認調査が行われている。 1993年(平成5年)に国の史跡に指定。2009年(平成21年)には十二天塚古墳、十二天塚北古墳が追加指定された。 現在周辺を古墳公園として整備する構想が持ち上がっている〔 - 藤岡市〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白石稲荷山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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